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アクチンの新たな使命の発見

東京農工大学大学院工学府生命工学専攻 養王田正文

クチンは,単量体のG-アクチンが重合した線維状のF-アクチンを形成し細胞質の構造を支えると同時に,細胞の運動,分裂,細胞内物質移動などのさまざまな機能を担っている.アクチンは核内には存在しないと言われていたが,G-アクチンとアクチン関連タンパク質(actin-related protein,Arp)が核内に存在し,クロマチンリモデリング複合体の構成因子としてクロマチンの構造変換に関与することが明らかになった (Kapoor P, et al:Nat Struct Mol Biol, 20:426-432, 2013).一方,核内にF-アクチンが存在し,転写制御や遺伝子リプログラミングに関与することが示唆されていたが,明確な証拠はなかった.

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2018年10月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2018年10月号 Vol.36 No.16
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