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GTP合成経路は小細胞肺がんのアキレス腱になる

金沢大学がん進展制御研究所 河野 晋

胞内の2大エネルギー通貨として流通しているGTPは,完全新規合成可能である.しかしながら,そのグアニンヌクレオチドの合成過程には,12ステップの反応と7つものATPを必要としてようやくGMPが完成する.そのため,大多数の細胞はエネルギー消費がなく,1ステップで完了するサルベージ経路でGMPを得ている.一方,細胞分裂時にはサルベージ経路ではヌクレオチドの産生が追いつかないため,細胞内プール量が低下する.結果,新規合成経路のネガティブフィードバックがオフになり,新規合成がはじまる.このことから,

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2018年10月号掲載

本記事の掲載号

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