News & Hot Paper Digest
トピックス

GTP合成経路は小細胞肺がんのアキレス腱になる

金沢大学がん進展制御研究所 河野 晋

胞内の2大エネルギー通貨として流通しているGTPは,完全新規合成可能である.しかしながら,そのグアニンヌクレオチドの合成過程には,12ステップの反応と7つものATPを必要としてようやくGMPが完成する.そのため,大多数の細胞はエネルギー消費がなく,1ステップで完了するサルベージ経路でGMPを得ている.一方,細胞分裂時にはサルベージ経路ではヌクレオチドの産生が追いつかないため,細胞内プール量が低下する.結果,新規合成経路のネガティブフィードバックがオフになり,新規合成がはじまる.このことから,

.....

本コンテンツの続きをご覧いただくためには「羊土社会員」のご登録が必要です.

2018年10月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2018年10月号 Vol.36 No.16
脂肪の量と質を制御する
脂肪毒性の新たなメカニズムを理解してメタボ克服に挑む

菅波孝祥/企画

新刊・近刊  一覧

iPS細胞のいま
生理学・生化学につながる ていねいな化学
シングルセルゲノミクス
完全版 ゲノム編集実験スタンダード
RNA-Seqデータ解析 WETラボのための鉄板レシピ
撃ち落とされたエイズの巨星
がん免疫の効果を左右する 腫瘍血管と免疫環境
再定義されるタンパク質の常識
脳の半分を占める グリア細胞

人材・セミナー  一覧

実験医学 電子バックナンバー発売中
羊土社の電子書籍
プライマリケアと救急を中心とした総合誌 レジデントノート
Gノート