News & Hot Paper Digest
トピックス

STINGを不活化する低分子化合物

東北大学大学院生命科学研究科細胞小器官疾患学分野 田口友彦

STING(stimulator of interferon genes)は,細胞質に出現したDNAに応答して,インターフェロン応答および炎症応答を惹起するタンパク質である(Ishikawa H & Barber GN:Nature, 455:674-678, 2008).その発見以来,STINGはウイルスやバクテリアなどの感染・侵入時に細胞質にもち込まれる異物由来のDNAに対する自然免疫分子というコンテキストで研究されてきたが,ここ数年,自己由来のDNAにも応答して炎症応答を引き起こすことが明らかになり,大きな注目を集めている(Chen Q, et al:Nat Immunol, 17:1142-1149, 2016).われわれは,

.....

本コンテンツの続きをご覧いただくためには「羊土社会員」のご登録が必要です.

2018年10月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2018年10月号 Vol.36 No.16
脂肪の量と質を制御する
脂肪毒性の新たなメカニズムを理解してメタボ克服に挑む

菅波孝祥/企画

新刊・近刊  一覧

再定義されるタンパク質の常識
脳の半分を占める グリア細胞
患者由来がんモデルを用いたがん研究実践ガイド
決定版 阻害剤・活性化剤ハンドブック
脂質解析ハンドブック
AIとがん研究 その妥当性、有効性
発光イメージング実験ガイド
がん免疫療法の個別化を支える新・腫瘍免疫学
もっとよくわかる!腸内細菌叢
実験医学 電子バックナンバー発売中
羊土社の電子書籍
プライマリケアと救急を中心とした総合誌 レジデントノート
Gノート