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GD2-CAR-T療法が難治性小児脳腫瘍に効果

アラバマ大学バーミンガム校 脳神経外科 大須賀 覚

CAR-T細胞療法は比較的新しいがん治療法である.この治療では,まず患者からT細胞を採取して,体外で遺伝子改変を加えて,がん細胞特異的な表面抗原を認識できるようにする.その後,組換えT細胞を培養増殖して,患者に静脈もしくは体腔内に投与する.CAR-T細胞療法の有効性はすでにいくつかの血液腫瘍で確認され,保険認可されて実際の患者さんにも使われている.難治性小児脳腫瘍への効果も期待されて,研究が世界で活発に行われている.

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DOI:10.18958/7061-00004-0000213-00

2022年8月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2022年8月号 Vol.40 No.13
感染症のデータサイエンス
いかに感染を制御するのか?どうやって治療をデザインするのか?

川上英良,岩見真吾/企画
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