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グリオーマ予後を規定する神経腫瘍相互作用

Neuro–tumor interactions that shape glioma prognosis
10.18958/7991-00001-0006582-00
金村米博
Yonehiro Kanemura:国立病院機構大阪医療センター臨床研究センター/国立病院機構大阪医療センター脳神経外科

グリオーマは神経回路の活動や発達プログラムを「横取り(hijack)」し,神経-腫瘍シナプス形成や液性因子を介して増殖と浸潤を促進する.さらに,ニューロン様状態への偏倚と可塑性は浸潤性と治療抵抗性を規定し,神経回路への統合は過興奮を介した悪循環を形成する.加えて,神経活動依存的な免疫抑制や高い機能的結合性は予後不良と密接に関連しており,神経腫瘍相互作用(neuro-tumor interaction)こそが,グリオーマの生物学的特性と患者予後を決定づける中核的な病態であることが明らかとなっている.

神経腫瘍相互作用,神経-腫瘍シナプス,神経模倣,ネットワーク疾患,グリオーマ予後

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