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【スマホで読める実験医学】骨格筋の発育・再生における性差の分子基盤
550円
骨格筋の性差は思春期以降に顕在化するため,性ホルモンが重要な役割を担っている.アンドロゲンは受容体(AR)を介し,筋線維では主に筋の「質」を制御し,間葉系前駆細胞ではIgf1を介して筋の「量」を調節する.一方,筋衛星細胞でのARの役割は限定的である.エストロゲンは運動効果増強や筋萎縮予防に関与し,筋線維では主に機能維持に寄与する可能性が示唆される.筋衛星細胞では受容体(ERβ)が増殖や再生に重要であり,一方で間葉系前駆細胞での役割は限定的と考えられる.このように骨格筋の性差理解には細胞種ごとの作用解明が必要である.
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