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タンパク質をイチからデザインして創る時代の分子標的治療

東京工業大学・細胞制御工学研究センター 田口英樹

人のDavidがタンパク質の計算科学分野でゲームチェンジャーとしてブレイクスルーを引き起こしているのをご存じであろうか.一人はDavid Shawでタンパク質の分子動力学(MD)シミュレーション専用のスパコンを自ら開発し,桁違いに長時間のMD計算を可能とした.もう一人はDavid Bakerで,イチからタンパク質の立体構造を創り上げるde novoタンパク質デザインで革新を続けている.今回はBakerらが最近立て続けに報告した研究を紹介したい.

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2017年12月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2017年12月号 Vol.35 No.19
少数性生物学ってなんだ?
少数の因子が生命システムを制御する

永井健治/企画
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