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非構造生物学の時代―天然変性状態のままで高親和性複合体を形成

東京工業大学・科学技術創成研究院・細胞制御工学研究センター
 田口英樹

ンパク質の立体構造はアミノ酸配列によって一義に決まる,というのが古典的なタンパク質の描像である.この,いわゆるAnfinsenのドグマを前提としてタンパク質の立体構造をX線結晶構造解析などで決定しながら生命を理解しよう,というのが構造生物学である.とは言え,アミロイド(やプリオン)のように天然構造から外れたところに安定な構造ができる場合があったり,単独では安定な立体構造を形成しえない天然変性タンパク質(IDP)の概念が浸透してきた今となってはAnfinsen的なタンパク質の見方がすべてではないということはすでに認知されつつあるだろう.


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2018年7月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2018年7月号 Vol.36 No.11
次世代抗体医薬の衝撃
新たな標的・新たな機序によりいま再び盛り上がる抗体創薬

津本浩平/企画
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