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大腸がん領域におけるRAS標的治療

RAS-targeted therapies in colorectal cancer
10.18958/8015-00036-0006647-00
伊藤拓未,舛石俊樹
Takumi Ito/Toshiki Masuishi:愛知県がんセンター薬物療法部

RAS変異は大腸がんの約半数に認められ,長らく抗EGFR抗体薬に対する負の効果予測因子であった.KRAS G12C阻害薬+抗EGFR抗体薬併用療法の承認により,KRAS G12C変異は標的治療を選択する正の効果予測因子へと転換した.一方,治療効果の持続には限界があり,一次治療での化学療法併用や獲得耐性の克服が課題である.本稿では,ソトラシブ+パニツムマブ承認までの臨床開発,耐性機序,次世代RAS阻害薬を含む今後の治療戦略を概説する.

大腸がん,RAS変異,KRAS G12C阻害薬,pan-RAS阻害薬

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