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トピックス

IL-1βの内皮細胞への作用は,免疫作用とは異なるシグナル経路で担われていた!

大阪大学大学院医学系研究科 熊ノ郷 淳

疫応答は自然免疫と獲得免疫からなっているが,病原体が侵入すると,まず自然免疫が起動する.マクロファージや樹状細胞などの自然免疫担当細胞は病原体をのみ込んで分解するとともに,種々のサイトカインを産生して感染に対応する.一方,血管内皮細胞は通常種々の炎症細胞が血中から出て組織に移行する一種の障壁(バリア)として機能しているが,免疫応答・炎症反応時に産生されるサイトカインの作用によって,内皮細胞間の

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本記事の掲載号

実験医学 2013年4月号 Vol.31 No.6
骨代謝ー「見えざる手」が制御する骨破壊と骨形成
リウマチ・骨粗鬆症の発症機構と分子標的治療

田中 栄/企画
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