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がんワクチンは温めて

ハーバード大学/マサチューセッツ総合病院 柏木 哲

年のがん免疫療法の長足の進歩には目を見張るものがあるが,その一つとして樹状細胞ワクチンの有効性が報告されており,がん免疫の司令塔を直接操作できる方法として期待がかかっていたが,体外での樹状細胞の調製に膨大な費用と労力を要することや,投与後リンパ組織に十分移行しないなどの問題から,今のところ効果は限定されたものとなっている.

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2018年3月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2018年3月号 Vol.36 No.4
再発見!MYCの多機能性
グローバル転写因子として見直される古典的がん遺伝子

奥田晶彦/企画
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