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転写因子IRF4の欠失によるCD4+T細胞の機能不全が移植受容を促進する

濰坊医学院生物科学技術学院・東京工業大学科学技術創成研究院 董 金華/東京工業大学科学技術創成研究院 上田 宏

れまで移植拒絶反応については多数の研究がなされてきており,CD4+T細胞が免疫応答と移植された臓器の破壊を調節することが知られていたが,転写レベルでどのように調節されるかは不明のままであった.今回,Houston Methodist Research InstituteのWenhao Chenらは,インターフェロン調節因子4(IRF4)が移植時T細胞応答を調節する重要な転写因子であることを明らかにした(Wu J, et al:Immunity, 47:1114-1128.e6, 2017).

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2018年3月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2018年3月号 Vol.36 No.4
再発見!MYCの多機能性
グローバル転写因子として見直される古典的がん遺伝子

奥田晶彦/企画
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