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「精神疾患ゲノム研究国際コンソーシアム」のご紹介:2014年からの軌跡

澤 明
(Departments of Psychiatry, Neuroscience, Mental Health, Genetic Medicine, and Biomedical Engineering, Johns Hopkins University School of Medicine, Johns Hopkins University Bloomberg School of Public Health, Johns Hopkins Hospital),堀内泰江(東京都医学総合研究所),新井 誠(東京都医学総合研究所),樋口輝彦(日本うつ病センター),糸川昌成(東京都医学総合研究所)

ッグデータを処理できる時代となった今世紀,特に過去の10年には,物理学など他の科学領域同様,医学生物学の世界でも,多施設共同によるコンソーシアム型の研究スタイルが大きく広がった.これが医学生物学にとって生産的な流れであるのか,表層的な時代の流れの追随にとどまるものなのかについての評価は,近い未来を待つべきだろうが,いずれにしてもそうした研究スタイルを最も推し進めているのは,人類遺伝学の世界であろう.本稿では,こうした世界的潮流のなかでスムーズに発展する国際的共同研究の一例をご紹介する.それは,米国Broad Institute(https://www.broadinstitute.org)の声がけに対して,日本の多数の施設が協力しあって進んでいく精神科遺伝学のコンソーシアムである.

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2022年1月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2022年1月号 Vol.40 No.1
夜明けを迎えたヒト免疫学
臨床検体からヒトの免疫応答機構の実態を知り、疾患制御に挑む

上野英樹/企画
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