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後援:国立がん研究センター研究所・金沢大学がん進展制御研究所

第3回がん三次元培養研究会開催のお知らせ

近年,臨床検体由来のがん組織を摘出し,オルガノイド,スフェロイド形成法や,CTOS法等により,がん三次元培養を行う方法論が開発されてきました.これらの培養条件下では,がん細胞が本来有する多様性,幹細胞性や分化能のような特性を保ったまま,維持する事が可能です.これらの培養法を用いる事により,実臨床により近い状態で,がんの発生,進展の理解を目指した基礎研究の促進や,新規抗がん剤の前臨床段階での検証等が可能になると期待されます.興味のある方は是非ご参加下さい.

【日時】
2019年11月18日(月)12:20 受付開始予定 13:00 開始 18:00 終了予定
【場所】
〒104-0045 東京都中央区築地 5-1-1 国立がん研究センター・新研究棟 1階
【参加方法】
事前登録制,参加費は無料. 詳細は上記URLよりご覧下さい.
【講演予定】
井上 正宏(京都大学)「CTOS 法の開発と応用」/梨本 裕司(東北大学)「灌流可能な組織培養系の構築に向けたスフェロイドモデルでの初期検討」/高里 実(理化学研究所)「自己組織化を利用したiPS細胞由来腎臓オルガノイド作製」/田中 知明(千葉大学)「ゲノム解析から捉える機能性内分泌腫瘍の分子病態とその三次元培養の試み」/池田 和博(埼玉医科大学)「精巣がん患者由来スフェロイド培養・移植モデルの確立とその応用」/後藤 典子(金沢大学)「乳がん三次元培養を用いたがんの微小環境,不均一性の解明」/清川 悦子(金沢医科大学)「がん臨床検体のライブイメージング」/土屋 輝一郎(東京医科歯科大学)「炎症性腸疾患モデル構築から癌化モデルへの試み」/岡本 康司(国立がん研究センター)「難治がん三次元培養系の解析を通じた細胞多様性及び治療抵抗性の理解」
  • 実験医学2019年9月号
  • 掲載