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トピックス

PIK3CA遺伝子変異と大腸がん患者の生存へのアスピリンの効果

京都大学大学院医学研究科 川上浩司

New England Journal of Medicineの2012年10月25日号においては,964例の大腸がんあるいは直腸がん患者においてPI3K(phosphatidylinositol 3-kinase)の触媒サブユニットをコードするPIK3CA遺伝子の変異がアジュバント使用でのアスピリンの効果に影響するという分子疫学研究が報告された(Liao, X. et al.:New Engl. J. Med., 367:1596-1606, 2012).PIK3CA遺伝子に変異のある大腸がん患者に診断後アスピリンを投与されている場合

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本記事の掲載号

実験医学 2013年2月号 Vol.31 No.3
構造から創薬に向かうGPCR研究
シグナルを呼び起こす,そのダイナミクス

小笹 徹/企画
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