News & Hot Paper Digest
  • [SHARE]
  • Send to Facebook
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トピックス

DNA損傷応答にH1リンカーヒストンが関与していた!

立命館大学 生命科学部生命医科学科 西 良太郎

篤なDNA損傷の1つであるDNA二重鎖切断(DNA double-strand breaks:DSBs)修復および,応答においてタンパク質ユビキチン化は重要な役割を果たす.すなわち,ユビキチン分子内の48番目のリジン残基を介したポリユビキチン化による基質タンパク質のプロテアソームによる分解に加えて,DSB周辺のクロマチン領域では非分解性のユビキチン化が誘起される.ユビキチンE3リガーゼであるRNF168は別のユビキチンE3リガーゼであるRNF8依存的にDSB部位へリクルートされ,ユビキチンの63番目のリジン残基(K63)を介したコアヒストンH2A/Xのポリユビキチン化を開始する.このH2A/Xのユビキチン化はDSB応答因子である53BP1等の損傷部位へのリクルートに必要だが,RNF168のリクルートを制御するRNF8の基質は不明であった.今回,これら2つのE3リガーゼの協調的な分子機構について詳細が報告された

.....

本コンテンツの続きをご覧いただくためには「羊土社HP会員」のご登録が必要です.

2016年3月号掲載

本記事の掲載号

実験医学 2016年3月号 Vol.34 No.4
病態を再現・解明し、創薬へとつなぐ 疾患iPS細胞
樹立より10年の時を経て難治疾患へ挑む

井上治久/企画

新刊・近刊  一覧

iPS細胞のいま
生理学・生化学につながる ていねいな化学
シングルセルゲノミクス
完全版 ゲノム編集実験スタンダード
RNA-Seqデータ解析 WETラボのための鉄板レシピ
撃ち落とされたエイズの巨星
がん免疫の効果を左右する 腫瘍血管と免疫環境
再定義されるタンパク質の常識
脳の半分を占める グリア細胞

人材・セミナー  一覧

実験医学 電子バックナンバー発売中
羊土社の電子書籍
プライマリケアと救急を中心とした総合誌 レジデントノート
Gノート