バイオでパズる

著/山田力志(アソビディア)

本コンテンツは,実験医学同名連載(2017年8月号〜)からの転載となります.バックナンバーのプレゼント応募は終了しておりますが,パズルのみお楽しみいただけるようになりました(本文の文章は掲載時のままになっております).

第20問のこたえ

先月のチャレンジ問題「割れたプレート」の答えはこちら.

6個

「割れた」シリーズのパズルを解く方針は,実際にピースをつくっての挑戦が基本.枠内にすべてのピースをはめて,E列で赤く反応しているウェル数を数えると,答えは『6個』となります.

「割れた」シリーズの図形パズルはどんどん設定が無理やりになってきている気もしますが,お楽しみいただけているでしょうか? この手のパズルがお好きな方は,2017年10月号の「割れたシャーレ」,2018年1月号の「割れたゲル」,2018年11月号の「バラバラの腸」も挑戦してみてください.研究室の本棚にバックナンバーがあればそちらを見ていただいてもいいですし,羊土社のweb上では本コラムの過去問をすべてご覧いただけます.

96ウェルプレートは,パズルとしては,8×12の盤面とみることができます.ただ,盤面が長方形のままだと,本質的に同じ入れ方でも,回転させたり,裏がえしたりすることで完成時の赤マスの模様が変わってしまうので,右上の一マスは固定して,盤面を非対称にした次第.プレートの実物でも,四隅のどこか一カ所が斜めにカットしてあって,方向が一目で分かるようになっていますね.研究者時代にEST解析やショットガンでのcDNA配列決定をしていたときは,8連ピペットを駆使して96ウェルプレートでサンプル調製,ABI3700シークエンサーにかけるという作業を終日くり返していたのも思い出です.

では,また次回をお楽しみに!

著者プロフィール

山田力志(アソビディア)

2006年,京都大学大学院理学研究科修了(博士).’09年,名古屋大学大学院理学研究科助教.’12年,同特任助教.’14年に研究の道を離れ,パズル・トリックアートを中心にしたデザイン集団“ASOBIDEA(アソビディア)”を設立.「面白いをカタチに.」を合言葉に,イベントの実施や広告の制作などを行っている.三重県在住.ウェブサイト:lixy.jp(個人),asobidea.co.jp(アソビディア)