本コンテンツは,実験医学同名連載(2017年8月号〜)からの転載となります.バックナンバーのプレゼント応募は終了しておりますが,パズルのみお楽しみいただけるようになりました(本文の文章は掲載時のままになっております).
第97問のこたえ

先月の『同じ文字は何?』は楽しんでいただけましたか? いつもは気合を入れないと取り組めないパズルでも,今回は言葉のパズルということで,気軽に取り組んでいただけたのではないでしょうか.50音を順番に入れていくと必ず正解にたどり着くので,そのように探ってみた方も多いかもしれません.当てはまって言葉になる文字を探していくと,「えんしんき」「はいらいと」「えとせとら」「いちだいじ」「さいこさん」「かみがかり」が完成し,「ん」「い」「と」「い」「さ」「か」の6文字が入ることがわかります.最後にこれら6文字をうまく並べかえてできる言葉「さいとかいん」が答えとなります.先月号の特集が細胞外小胞ということで,小胞のなかに含まれる物質の一つである「サイトカイン」を解答に採用して問題を用意したしだいです.
このような言葉のパズルをつくっていると,文字のならびに特徴のある言葉が目に留まるようになってきます.簡単なところですと,「はは(母)」「ちち(父)」「もも(桃)」「ごご(午後)」「みみ(耳)」など,同じ文字2つでできる2文字言葉はよく見かけますし,考えてみるといろいろ思いつくと思います.同じ文字を同じ数字で置き換えてみるとこれらは「11」とあらわされます.では同じ文字3文字が続く「111」はあるのかというと,一般的に使われている言葉にはないようです.前回のパズルに使った「12324」や「12314」の組合わせはそれぞれ500語以上見つかります.他にも5文字言葉の有名どころは「12223」で子どもが親にチケットをつくってあげるあれが当てはまります.また,2種類の文字で構成されている3文字単語は多いのですが,4文字単語から少なくなってきて「1112」なら「おおおく(大奥)」や「おおおじ(大叔父)」,「1121」は「おおしお(大潮)」や「ききてき(危機的)」,1221は「いっつい(一対)」や「きつつき(啄木鳥)」などが出てきます.5文字となると一気に少なくなりますが,探してみると「12112」で「みずみみず(水ミミズ)」といった生物名が出てきたりと,まだまだ楽しい言葉はたくさんありそうです.
今月はここまで,来月のパズルもお楽しみに!




















