バイオでパズる

著/山田力志(アソビディア)

本コンテンツは,実験医学同名連載(2017年8月号〜)からの転載となります.パズルの回答は,下記フォームからご応募ください! 前問の答え合わせも本ページでご紹介してゆきます.

今月の出題は本号から!
HLAと疾患感受性

実験医学 2019年9月号 Vol.37 No.14
HLAと疾患感受性
自己免疫・アレルギー疾患やがんにおける“自己”の役割
荒瀬 尚/企画

正解者にはプレゼントがありますので, たくさんのご応募をお待ちしております.

プレゼント写真

正解された方の中から抽選で「『小さくて頼もしいモデル生物』+ひつじ社員」を1名様にプレゼント

※ ご解答期限は2019年10月号の発行までとなります

※ プレゼント当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます

ここから挑戦!

第26問 バラバラアルファベット

バラバラアルファベット

今月号は文字パズルです.立方体の展開図上に9文字のアルファベットからなる1つの英単語の文字がバラバラに置かれています.アルファベットが半分に切られているものもあります.まずは,辺同士の繋がりを考えながらすべてのアルファベットを明らかにし,それらをうまく並べ替えて,1つの英単語にしてください.

本コンテンツのご回答には「羊土社会員」のご登録が必要です.

前回のこたえ

先月の「一本道」の答えはこちら.

9回

左上から右下まで,横に書かれた数字に合うように一本の道を繋いでいくと,解答図のようになります.線が曲がった回数を数えると『9回』.このパズルを解くポイントは,「1」の列です.「1」の列を線が一度通り過ぎると,その線は二度と「1」の列に戻ってくることはありません.「1」の列に注目して,線の大体の道筋を考えながら,大きい数字の列を使って線の細かな動きを決めていくと,自然と解けていくかと思います.このパズル,海外のパズル雑誌では「Tunnel」や「Snake」という名前でたまに見かけることがありますが,日本のパズル雑誌ではあまりお目にかかりません.先月号の特集「中枢神経を再生せよ!」から“一本に繋がった神経”を思い浮かべ,このパズルにしました.

さて,もう何度か書いていますが,僕は研究者時代,脊索動物であるホヤを材料として研究を行っていました.その頃は,脊椎動物の頭部を構成する脳や脊髄などの中枢神経系の原始的な形態がホヤではどのように存在しているのかという比較が行われ,手法としてはさまざまなマーカー遺伝子の神経系での発現を確かめるというような,穏やかな時代でした.10年以上が経過した今では,ミュータジェネシスやイメージングといった技術の発達とともに,形態形成についても,生理機能についても,細胞1個1個に注目した解析が進み,ホヤは脊椎動物の中枢神経を理解する格好のモデルとなっているように思えます.今後のさらなる発展が楽しみです.

では,また来月.次回も楽しいパズルをお届けします.

著者プロフィール

山田力志(アソビディア)

2006年,京都大学大学院理学研究科修了(博士).’09年,名古屋大学大学院理学研究科助教.’12年,同特任助教.’14年に研究の道を離れ,パズル・トリックアートを中心にしたデザイン集団“ASOBIDEA(アソビディア)”を設立.「面白いをカタチに.」を合言葉に,イベントの実施や広告の制作などを行っている.三重県在住.ウェブサイト:lixy.jp(個人),asobidea.co.jp(アソビディア)