本コンテンツは,実験医学同名連載(2017年8月号〜)からの転載となります.パズルの回答は,下記フォームからご応募ください! 前問の答え合わせも本ページでご紹介してゆきます.
正解者にはプレゼントがありますので, たくさんのご応募をお待ちしております.
正解された方の中から抽選で「『数でとらえる細胞生物学』+ひつじ社員」を1名様にプレゼント
※ ご解答期限は2022年7月号の発行までとなります
※ プレゼント当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます
第60問 パズルリレー2
今回で本連載は丸5年,60回目となります.そこで,今号では,30回記念に2020年1月号でお届けしたパズルリレーの第2弾をお送りします.
31〜59回までの間に紹介してきたパズルの中から4種類のパズルを選び,新たな問題を用意しました.問題1~3までの答えを問題4の盤面に入れて,最後の答えを導き出してください.
1問目は2020年11月号「3つのビーカー」からです.3つのサイズの違うビーカーを使って,目的の水量にしてください.
2問目は,はじめての立体パズルの出題だった2021年9月号「立体のパズル」からです.
3問目は,2021年11月号「器官を探せ!」から,知識も使う文字パズルです.出題当時の器官名から,動物名に中身を変えてお届けします.海に生息する無脊椎動物がたくさん隠れています.
最後の4問目は,2021年3月号「カプセルはどこ?」からです.これまでの問題1~3の解答を盤面に入れてから,解き始めてください.
前回のこたえ
先月号の「文章を復元せよ」の答えはこちら.どこに最初に目をつけるかは人それぞれかと思いますが,カタカナの「レンズ」に最初に注目する方が多かったでしょうか.
その後は,つながる単語をうまくつくってあてはめながら文章を完成させていくことになります.結果,できる文章は「衣類の販売をしていた彼は一枚のレンズからなる顕微鏡を独自に開発,微生物や精子,赤血球を観察した.」となります.その彼の名は…,ということですので,17世紀,オランダの商人であり科学者でもあった「②アントーニ・レーウェンフック」が答えとなります.顕微鏡というワードが出たので,イギリスの植物学者のロバート・ブラウンと少し迷った方もいらっしゃるかと思いますが,こちらの活躍は18世紀,細胞核の発見で有名なので,今回は不正解となります.
今回のパズルリレーもお楽しみいただけたでしょうか? 特集テーマに絡ませながら,時には生物実験一般のモチーフにも目を向けながらパズルを産み出す時間は,僕にとっても楽しい時間です.多くの研究者の方々にとっても,毎月の楽しみ,もしくは研究の息抜きになっていることを願って,来月からもまた,新しいパズルをお届けしていきます.どうぞご期待ください.