本コンテンツは,実験医学同名連載(2017年8月号〜)からの転載となります.バックナンバーのプレゼント応募は終了しておりますが,パズルのみお楽しみいただけるようになりました(本文の文章は掲載時のままになっております).
第109問のこたえ

先月の『がん細胞を探せ』は楽しんでいただけましたか?「パソコンでやる一人遊びゲーム」といえば,ソリティアかマインスイーパーをすぐにあげるという方も多いのではないでしょうか.Windows 8以降は標準搭載ではなくなったようで,令和の学生にとっては共通の話題になりにくくなったゲームかもしれません.30代以上の方にとっては,ルール説明不要のゲームかと思います.今回は地雷ではなく,がん細胞を見つけるという形にしましたが,ルールはマインスイーパーと同じです.PCゲームと誌面上のパズルを解くうえでの違いは,盤面上にすべての数字が記載されている状態からスタートするところです.PCゲームでは,徐々に数字マスを空けていくため,場合によっては論理的に解き進められずに,運にまかせて進めなければいけない場合が出てきます.一方,最初から盤面上の数字がすべて明らかな場合は,完全に論理的に解いていけるようになっています.
さて,どうやって誌面上のパズルを解くかですが,起点とするマスの数字とその周囲の空白の数が同じなら簡単です.しかし,そうそううまく行くケースは少ないです.そのような場合は,近くの数字マス同士を比べることで,ここのマスには必ず細胞がある,もしくはないということがわかる場合があります.例えば,今回の問題の場合,左下の「2」と「1」が横ならびになっている箇所に注目すると,1つは「2」の左隣に,またもう1つは「1」との正合整から「2」の右上に入ることがわかります.このように入るマス,入らないマスの区別を論理的に解き進めていくことで,すべての細胞が入るマスを探し出せます.最終的に矢印間の列の細胞を数えた「4個」が答えとなります.前述のように今回のパズルは,昔遊んだマインスイーパーを思い出しながら,楽しんでもらえたらと思ってつくりましたが,もう1つの有名PCゲーム「ソリティア」については,パズルの世界では,トランプを使ったものではなく,盤上に並んだペグを動かし,一定のルールに従って取り除いていくパズルを思い浮かべる人が多いです.パズル界の「ソリティア」も代表的な古典で面白いパズルですので,興味のある方はそちらも遊んでみてください.
今月はここまで,来月のパズルもお楽しみに!












